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2025.05.12劇場入場者プレゼントとして<『サブスタンス』接種証明書>シールの配布決定!

劇場入場者プレゼントとして<『サブスタンス』接種証明書>シールの配布も決定(前夜祭5月15日(木)~限定数/一部劇場除く)。
“ACTIVATOR(活性化)”とだけ記された、怪しげなライトグリーンの瓶が、不穏な予感しか抱かせないビジュアルとなっています。

※なくなり次第終了
■お一人様1枚の配布となります。
■劇場により数に限りがございます。配布終了の際はご了承ください。
■特典は非売品です。転売・複製などは一切禁止となります。

2025.05.12<GEEKS RULE>とのコラボTシャツ発売決定!
小島秀夫(ゲームクリエイター)がTシャツの撮影モデルに特別コラボ!

Tシャツの黄金時代である90年代に主にフォーカスし、題材選び、デザイン、プリント技術、ボディなど徹底的に拘り、Tシャツを通してカルトカルチャーを後世にまでしっかり伝えていくことを目的として立ち上がったGEEKS RULE(ギークス ルール)と『サブスタンス』のコラボも決定!GEEKS RULEチームが映画に感銘を受け、後世にしっかりこの映画を伝えていきたいとの思いから実現した本コラボ、発売されるのは、ポスターにも採用された<デミ・ムーア><マーガレット・クアリー>のインパクトあるビジュアルをそれぞれデザインした2型と、映画のキーにもなっている「サブスタンス」の<瓶>のビジュアルを使用した型の合計3型。

<デミ・ムーア><マーガレット・クアリー>のビジュアルを使用した2型は、高度な分版技術による13版(13色)の掛け合わせによるシルクスクリーンプリントでビジュアルを再現。二人のビジュアルの繊細な影のグラデーションやチークの赤みに至るまで、シルクスクリーンプリントでは難易度の高いプリントを何度も試行錯誤を繰り返し、再現を試みました。また、サブスタンスの<瓶>のビジュアルを使用した型でも、シルクスクリーンプリントを採用。こちらも表現が難しいとされる瓶のケミカルな蛍光色を、3版を使用し表現。90年代のTシャツ同様の手法で制作されており、将来的にヴィンテージTシャツのような風合いの経年変化を楽しめる特別な1枚です。
また今回のコラボTシャツのキービジュアルのモデルには、今作を絶賛している世界的ゲームクリエイターの小島秀夫が特別に出演!小島は、2ショット写真をSNSで披露したこともあるように、以前からコラリー・ファルジャ監督と直接交流があり、さらに、スー役のマーガレット・クアリーは「DEATH STRANDING」にママー役として出演しているなど、縁が深いことでコラボが実現した。ここでしか見られない貴重なビジュアルとなっております。

なお、本コラボレーションTシャツのうち<デミ・ムーア><マーガレット・クアリー>2型はドーバーストリートマーケットギンザにて5月16日(金)に店頭先行販売後、翌日5月17日(土)よりドーバーストリートマーケットギンザのオンラインショップにて販売、GEEKS RULEオンラインショップでも抽選販売実施。また、サブスタンスの<瓶>のビジュアルを使用した型はTOHOシネマズ日比谷にて映画公開の5月16日(金)より先行販売後、翌日5月17日(土)よりGEEKS RULEオンラインでも先着にて販売されます。詳細に関しましては、GEEKS RULE公式【Instagram】、【X】、販売店舗各公式SNSをご覧ください。

<映画『サブスタンス』×GEEKS RULEコラボレーションTシャツ詳細>

■商品名:
THE SUBSTANCE “DEMI MOORE” × GEEKS RULE 13 SILKSCREEN PRINTING T SHIRT
■カラー:ブラック
■サイズ展開:M,L,XL,XXL
■販売価格:¥12,100(税込)

■商品名:
THE SUBSTANCE “MARGARET QUALLEY” × GEEKS RULE 13 SILKSCREEN PRINTING T SHIRT
■カラー:ブラック
■サイズ展開:M,L,XL,XXL
■販売価格:¥12,100(税込)

■商品名:
THE SUBSTANCE × GEEKS RULE SILKSCREEN PRINTING T SHIRT
■カラー:ホワイト
■サイズ展開:M,L,XL,XXL
■販売価格:¥7,700(税込)

2025.05.07“デミ・ムーア“姿のキンタロー。が舞台に殴り込み! こがけんと歌とエアロビで熱演!
「怖さも共感できる」(こがけん)「私も一緒に泣きました」(キンタロー。)

本作の“阿鼻叫喚”試写会イベントが5月7日に都内で実施され、映画大好き芸人のこがけん、ピン芸人のキンタロー。が参加した。

最初にステージに登場したこがけんは、本作に登場する下品なプロデューサーを模したオレンジ色のスーツを着用し、作品のすごさを語った。感想が主演のデミ・ムーアの話に及ぶと、MCがそこに準備されていた「ろくろを使って、なにかぜひ」と無茶ぶり。

こがけんは、デミ・ムーアの出世作、名作恋愛映画『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990)の主題歌『アンチェインド・メロディ』をアカペラで口ずさみながら往年の名場面を再現するかに見せたボケで笑いを取ると、そこに『サブスタンス』のデミ・ムーアのようなロングヘアに黄色いコート姿のキンタロー。が、「ウェイト!ウェイト!ウェイト!『ゴースト』はもう古いのよ~!」と叫びながら、舞台に殴り込み!おもむろに黄色いコートを脱ぎ捨て、劇中のデミ・ムーアと同じ青色のレオタード姿で、劇中さながらのエクササイズダンスを披露した。その勢いにこがけんも誘われて一緒にダンスを始め、本家に負けず劣らずのカオスな展開となった。

「今の時間が『サブスタンス』よりもホラーな時間だった」と悲鳴を上げるこがけんの横で、デミ・ムーアに成り切りながらキンタロー。は「アイ・ワズ・ベリーベリー・ムーアに凄く共感。歳を重ねた女性の内面のベリーベリー葛藤に私は涙した。最後まで観て、どんな学びを得るのかと思いきやオー・マイガー!アンビリーバボー、怖すぎてビックリしてちびった。まだ引きずってる。前半と後半でビックリするからウォッチ・イット!」と本作の感想を興奮気味にまくしたてる。

こがけんも「主人公のエリザベスを演じたデミが重なるし、何よりもこの役を演じたデミが凄すぎる。ヒット作出演の常連だった時代から歳を重ねて、『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』では、全身整形だと揶揄されたりする中でこの役を引き受けたことで、自らの人生をまさにセルフパロディにしている。俳優魂を感じました。さらに本作でアカデミー賞にノミネートもされて、このようなタイプの映画でノミネートされるのは凄い事なんです。すごい!」と熱弁。これにキンタロー。はデミ・ムーアに代わって「センキュー・ソー・マッチ」と感謝しながら「本作のデミ・ムーアは肝が据わっている。すべての意味においてすべてを曝け出している」と俳優としての覚悟に目を丸くしていた。

また、こがけんは本作が芸能の世界が舞台である“怖さ”にも触れて「怖さも共感できる。“いつお払い箱になるかもしれない”という不安やストレスがホラーの要素になっていて、劇中の色々なところにその不安とストレスが散りばめられている」と分析すると、現在43歳のキンタロー。は「女性として生きていたら感じる周囲からの評価に耐えられずにデミ・ムーアが泣いてしまうシーンで、私も一緒に泣きました」と深く共感した思いを吐露。

二人は、驚愕のラストをネタバレにならないよう「鑑賞している際のリアクション顔」で表現したり、“サブスタンス”が、自身をバージョンアップさせた、なりたい存在を生み出す薬であることにちなんで、それぞれの“バージョンアップ“版を発表。こがけんは「自分よりも多くの人に知られていてインパクトもあって眼鏡もかけて大阪にいる存在…。それは、くいだおれ太郎」とモノマネを交えて披露。一方、キンタロー。は「ゆくゆくはちびっこに対して影響力の人間になりたいと思っている。そんな私がバージョンアップしたら“なまはげ”になるはず」と笑わせた。

最後こがけんは『サブスタンス』とは「S級のB級映画。攻めの姿勢しかない!」と最上級のホメ言葉で絶賛し、キンタロー。も「この作品を観て、欲をかかないのが一番、あるがままを愛そうと思った。『サブスタンス』とはお祭りであり、太陽です」とPRするイベントとなった。

2025.05.05緊急朗報!前夜祭上映 開催決定!!

多くの映画ファンの期待の声にお応えして、5月15日(木)に『サブスタンス』前夜祭上映の開催が決定!ぜひいち早く、本作を映画館でご覧ください。

★『サブスタンス』前夜祭上映
日時:5月15日(木)
料金:通常料金(※ムビチケ利用不可、無料鑑賞不可)

実施有無、上映時間、チケット購入方法など詳細は劇場HPをご確認ください。
(上映劇場はこちら

※本作品はR15+指定作品のため、15歳未満の方はご鑑賞いただけません。

2025.05.01友田オレ 初映画コラボ!
R-1優勝ネタ<風間和彦 [辛い食べ物節]>が、
[怖い映画節]に上位互換!
史上初?<顔コメント映像>も解禁

本年度R-1グランプリで史上最年少優勝を達成、替え歌とフリップ芸で今最も注目を集める若手芸人・友田オレと映画の初コラボが実現!R-1優勝の大人気ネタ「風間和彦 辛い食べ物節」が「怖い映画節」に上位互換(進化)熱唱する特別動画および風間和彦がデミ・ムーアに、友田オレがマーガレット・クアリーに扮するパロディポスターをお披露目。併せて、史上初?顔の表情で映画へのコメントを寄せる、友田オレ“顔コメント映像“も解禁致します。

友田オレがR-1優勝ネタ<演歌歌手・風間和彦>に扮して歌うのは、「辛い食べ物節」の上位互換替え歌バージョン「怖い映画節」。本映像では、風間が長年歌い続けてきた<辛い食べ物節>を<怖い映画>とデミ・ムーアに向けての想いへと上位互換させたパフォーマンスを披露。怖い映画について哀愁たっぷりに歌い上げる風間の姿は、初映画コラボながら、早速、新たな伝説の誕生を予感させる映像となっている。
併せて、友田オレと友田の風間和彦のインタビューも到着!友田オレは「怖いだけじゃない、この展開、どうなっていくの?!」と、予想もつかなかった本作のストーリー展開について語るほか<世界を阿鼻叫喚におとししいれる>と評判のラスト30分を見た感想を、言葉ではなく<顔>でコメント!一方 「観る映画は動物のドキュメンタリーだけ」という風間は作品の感想を「トラウマ級!」「エキサイティング」と語り、自身と同世代であるデミ・ムーアについて、同じ表現者として「気持ちは分かる」と共感。これまでずっと大切に、長年歌い続けてきた<辛い食べもの節>への自身の想いとデミ・ムーアへの気持ちを重ね合わせ「ボサノババージョンとかテクノバージョンとか<辛い食べ物節>やってきたから」と語り、芸能の世界で長くやっていくことへの苦労も明かした映像となっております。

<友田(ともだ)オレ プロフィール>
GATE所属 2001年生まれ 23歳。
早稲田大学お笑い工房LUDO 22期出身。
歌とフリップネタを合わせた独特のネタが評判を呼び、単独ライブはチケット即完売。
デビュー10ヶ月で「ABCお笑いグランプリ」決勝に進出、
2025年「R-1グランプリ」では史上最年少優勝を果たしました。

<怖い映画節>全歌詞
怖い映画が好きな人
怖い映画が嫌いな人
怖い映画は好きだけど決して得意じゃない人
いろんなタイプの人がいるけれど
俺は苦手で嫌い 俺は苦手で嫌い
若さを取り戻したい人
美しさを取り戻したい人
かつての地位や名誉を取り戻したい人
いろんなタイプの人がいるけれど
俺は怖い映画に費やした時間を取り戻したい

2025.05.01梨(怪談作家)、近藤亮太(映画監督)登壇
特別先行“接種”上映4月23日(水)開催
「8回転生しても生みだせない物語」「まさに、アクティベーター映画です」

先行“接種”上映トークイベントが4月23日(水)に都内映画館で実施され、『かわいそ笑』(イーストプレス)などで知られ、インターネット上で主に活動する令和時代を代表する怪談作家・梨、TXQ FICTION「飯沼一家に謝罪します」演出のほか、映画『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』で知られる近藤亮太監督がディープな感想トークを繰り広げた。

チケット発売後に、即完売となったこの日のイベント。すでに複数回本作を鑑賞したという梨は、劇中でも重要アイテム(!)となる、口紅が強烈に強調された“デミ・ムーア”お面をかぶっての登場。本編を鑑賞したばかりの観客を前に、『サブスタンス』について「今年観た映画の中で一番好き!」「気づいたらラスト30分は立ち上がって観ていた。最後は一人スタンディングオベーション。私が8回転生しても生み出せない物語だと思う」と絶賛。

また、近藤監督も「ビックリするくらい面白い映画だった。ストーリーの設定だけ聞くとベーシックだけれど、思っていた以上に大変なことになり、かつ期待したモノがそのままある。ビジュアルも含めて想像を遥かに超える阿鼻叫喚。ぼくが観た試写室も、ラスト30分に大爆笑に包まれていた。これは相当に珍しい現象です」と大興奮だったことを報告。

梨が目を見張ったというのは、冒頭の<卵>を使用した“サブスンタンス”効果説明映像。「あの説明動画が物語の全てを象徴している。生物が生まれるための栄養源である卵が、注射器という遺物の挿入によって再生産されるという。ホラーとは思えぬ導入が妙にしっくり来た」と感嘆。近藤監督は「冷静に考えると荒唐無稽な話で、リアルさとは縁遠くて無理があるはずなのに、何故か『確かにな…』と納得する自分がいた。それはキャラクターの心情や状況描写の丁寧な積み重ねとバリエーションの豊かさがあるからで、気付いたらこちらの感情も乗っているのだから不思議」と述べると、梨も「映画を観ていない人に本作の粗筋を説明すると、こっちがおかしな人だと思われる!」と会場の観客を笑わせた。

デミ・ムーアのかつての人気ぶりをリアルタイムで知る近藤監督。「キラキラした時代のデミ・ムーアを知っている分、本作で演じたキャラクターの持つ“現役ではない感”が、御本人と重なってるかのように見え、そのような表現をデミ・ムーアがしているのも凄い」と並外れた俳優魂をリスペクト。「対する<若さパワー>が溢れ切っている状態を演じたマーガレット・クアリーも、一世一代の当たり役を今このタイミングで出会えているのが良い」とベストな配役だと唸る。

2000年生まれの梨は1980〜90年代のデミ・ムーアの活躍を全く知らなかったと言いながら「デミ・ムーアはこのようなジャンルでずっとやってきた人なのかと思ってしまうくらい、いい意味で老獪な演技の名ベテランだと思っていた」「鑑賞後に色々と調べたら、彼女の持つアイドル的キャリアに驚愕しました」と、サブスタンスで魅せた圧倒的演技力と、それまでのキャリアの評価との差に驚いたことを告白。
そんな梨は本作を「R-15の作品なのですが、できれば高校を卒業するまでに観て欲しい」「ぜひ衝撃を受けて」と今の若い世代にこそ見てほしい映画であり、刺さる映画であると明言、同時に「老いることの怖さ、周囲から良く見られたいという願望は誰しも持つもの」「どこにも救いの要素はないのに、何故か楽しく観れるという恐ろしさ。私は爽やかに絶望しました」と分析しながら猛プッシュ!近藤監督も「この作品はアクティベーター映画です」なぜなら「観終わった時に、今が一番若い!という前向きな気持ちになって、色々と頑張ろうと思えるから。『サブスタンス』を観たら元気になるはず」とそれぞれの言葉で作品の圧倒的な個性と魅力をプッシュした。

美への執着と、成功への渇望がせめぎ合い、やがて狂気が侵食していくー脳裏に焼きつくヤバすぎるラストシーンから、一度見たら逃れられない!想像のはるか先で暴走する<狂気のエンタテインメント>『サブスタンス』をぜひご期待ください!

2025.04.25テレビプロデューサー 大森時生 × 映画監督 山中瑶子が、「史上最高で最狂の傑作のヤバさ」を語るトークセッション開催(4月18日(金))!
「自分の想像を軽々と超えて来て、最後は泣いちゃった」

本作の公開を記念し、2024年7月に東京で開催、7万人の動員を突破した「行方不明展」やフェイクドキュメンタリー番組「TXQ FICTION(ティー・エックス・キュー・フィクション)」の「イシナガキクエを探しています」などのプロデュースを手掛けたテレビ東京の大森時生プロデューサーと『サブスタンス』が脚本賞を受賞した同年に『ナミビアの砂漠』で第77回カンヌ国際映画祭にて国際批評家連盟賞を女性監督として史上最年少受賞を果たした山中瑶子監督が登壇、司会にホラーファンとして知られる声優の野水伊織を迎えたトークセッションイベントを4月18日(金)に開催!なぜ本作はこんなにも世界で熱狂を呼び続けているのか?フェイクドキュメンタリーでホラーファンから大注目を浴び、今最も次回作が待たれるプロデューサーのひとりである大森と、日本の映画賞レースを席巻する新進気鋭の映画監督の山中が、それぞれの視点で<ここだけでしか話せない『サブスタンス』トーク>を繰り広げました。

先んじて本編を鑑賞し、打ちのめされたという二人。「行方不明展」やフェイクドキュメンタリー番組『イシナガキクエを探しています』で知られる大森は「この映画はどうやって終わるのだろうか?と思わせながら、自分の想像を完全に超えたところに到達したのが素晴らしかった」と阿鼻叫喚のラスト30分に目が点状態だった。

『あみこ』『ナミビアの砂漠』で知られる山中監督も「自分の想像を軽々と超えて来て、最後は泣いちゃった。でもなぜ自分が泣いているのかわからなくて…。スターもモンスターも対等に扱われない点では同じなんだな、というところに切ない気持ちになりました」としみじみ。この日で二度目の『サブスタンス』おかわり鑑賞になったそうだが「二度目の観賞なので、ストーリーも知っているので。心に余裕もあるかなと思ったけれど…そういった猶予すら与えない。この映画支配力が凄くて。唖然としました」と再び圧倒されたことを告白。

また大森は、本作のジャンルについて「(こうしたジャンルは)デヴィッド・クローネンバーグ監督作のようにアートや個人の話になりがちだけど、本作では一人で抱え込まずに妙にみんなを巻き込んでいく。ホラーってこんなにエンタメに昇華出来るんだというのも発見だった」と驚けば、山中監督も「クライマックスの『あの場面』は、あれが大みそか特番の生放送として中継されていると考えると気持ちがいい。この問題は全員の問題だ!と言わんばかりに、その場にいる全員を巻き込んでの阿鼻叫喚が良かった。元気とパワーをもらえるし、爽快感すらある」と壮絶な大団円を絶賛。

ホラーである一方、様々なメッセージが込められてもいる本作。それだけに大森は「正直、ホラーという視点では観ることが出来なかった。ジャンルでカテゴライズするとしたら何だろうか…。そう迷ってしまうくらいエンタメしているとしか言いようがない」と頭を悩ませると、もともとホラー映画は苦手という山中監督は「私は怖いのも痛いのもビックリするのも苦手だけれど、それでも嫌ではなかった。最後の30分は、もっとちゃんと見たい!と思わせるのだから不思議。最後まで付き合うぞ!というスポコン感があった」と『サブスタンス』にしかない世界観にドはまり。

体当たり熱演した主演のデミ・ムーアについて大森は「(ある男性と)食事に行こうかどうか迷うシーンの演技が実は一番凄かったと思っている」と演技派としてのムーアの表現力に唸る一方で、山中監督は「この映画で何を描きたいのか、それを<理解していないと出来ない芝居>を全員がしている。滑稽さも理解したうえで、自ら滑稽になっている。この映画と同じことをやろうとするのは難しい。あそこまで曝せないと思うから。チーム全員がやるべきことを理解して映画作りに挑んでいたはず」とキャスト&スタッフを激賞していた。

そんな本作を一言で表すならば、山中監督は「ご自愛ください。自分をケアしよう」と評する。そして「まるで二日酔いの辛さを大きくしたようなところのある映画なので<先の事を考えて自分を大事にしよう>という様なメッセージを受け取りました」と解説。大森は「成長物語であり人生」と言う。つまり「ラストを見た時に、人生ってこんなものなのかな、と思ったので」と深みを味わっていた。

最後に山中監督は「大衆がこぞって観るジャンルではないかもしれないけれど、『サブスタンス』に関してはこぞって観に行ってほしい。それくらい良く出来ている映画で、このような映画をどこもかしこも皆が観ていたら嬉しいし、それこそ素晴らしい事です」と大ヒット祈願。大森も「こんなに変でこんなに面白い映画はあまり無い。色々な映画賞にノミネートされたりしたのも映画的に夢のある話。ここ日本でもヒットして欲しいです。僕も改めて映画館で二回目を観るつもり」と宣言した。

美への執着と、成功への渇望がせめぎ合い、やがて狂気が侵食していくー脳裏に焼きつくヤバすぎるラストシーンから、一度見たら逃れられない!想像のはるか先で暴走する<狂気のエンタテインメント>『サブスタンス』をぜひご期待ください!

2025.04.17「早く観たい!」「待ちきれない!」待望の声にお応えし、東も西も阿鼻叫喚!トークイベント付<特別先行“接種”上映>決定!!
4月23日(水)2箇所限定同時開催!!

皆様の「早く観たい!」 の熱い声にお応えし、<先行“接種”上映>と銘打ったトークイベント付先行上映の開催が決定!!公開に先駆け、4月23日(水)にTOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ 梅田の2劇場限定で一夜限りの先行上映を行います!
上映を記念して<エリザベス>演じるデミ・ムーアの上位互換<スー>を演じたマーガレット・クアリーから日本の観客に寄せたお祝い動画コメントも到着。さらに、「観たい」を盛り上げる「みんなの感想動画」も解禁!

<先行“接種”上映>を開催する、TOHOシネマズ 日比谷には、『かわいそ笑』(イーストプレス)などで知られ、インターネット上で主に活動する令和時代を代表する怪談作家・梨と、TXQ FICTION「飯沼一家に謝罪します」演出のほか、ホラー映画『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』で商業映画監督デビューを果たした近藤亮太監督が、TOHOシネマズ 梅田には特殊メイクアーティストとして多くの映画やドラマに参加、特殊メイク工房KID’S COMPANY代表の仲谷進とホラー映画ファンでもあるFM802のDJ樋口大喜が登壇し、上映終了後にトークショーを実施。さらに、当日の参加者には、入場者特典として、海外ではすでに完売!超レア『サブスタンス』特製注射器型ボールペンや、接種証明ステッカーをプレゼント!一生忘れられない最高の映画体験ができるイベントとなっております。

★会場
【東京】TOHOシネマズ 日比谷
【大阪】TOHOシネマズ 梅田
★日時
4月23日(水)18:50~の回
★チケット販売
【料金】2,000円均一
※各劇場に設定されたアップチャージシートには追加料金がかかります。
※各種割引適用外
※ムビチケ使用不可
※無料鑑賞不可
■WEB販売=4月18日(金)00:00(=4月17日(木)24:00)より劇場HPにて販売
https://www.tohotheater.jp/
■劇場窓口=4月18日(金)劇場オープン時から販売(残席ある場合のみ)

※本作品はR15+指定作品のため、15歳未満の方はご鑑賞いただけません。
※各会場の登壇者は、予告なく変更になることがございます。予めご了承ください。

2025.04.11「デミ・ムーア、よくこの役引き受けたな︕」(倉田)倉田真由美(漫画家)、森直人(映画批評家)登壇 4月7日(月)開催 日本最速試写会

この度、『だめんず・うぉ〜か〜』などで知られる漫画家の倉⽥真由美と映画評論家の森直⼈が登壇するトークイベント付き⽇本最速試写会を開催いたしました。

映画『サブスタンス』⽇本最速試写会
【⽇ 時】4⽉7⽇(⽉) 22:00-22:30(本編上映後)
【会 場】ユーロライブ(渋⾕区円⼭町 1-5 KINOHAUS 2F)
【登壇者】倉⽥真由美(漫画家)、森直⼈(映画評論家)司会 ⽴⽥敦⼦(映画ジャーナリスト)

クライマックスの衝撃を受け、鑑賞後の場内がいつになくザワついた中始まったトークショー。まず冒頭、倉⽥は「これまで、いい⼥ポジションを崩さなかったデミ・ムーア、この役をよく受けたな︕と驚きました。冒頭から素晴らしかった」と激賞し、森も「いい⼥ポジションを降りるドキュメントみたいでしたよね」と感嘆。さらに「(あるシーンが)アカデミー賞のオープニングでネタとして扱われていたこともあって、『すごい、すごい』とは聞いているとは思いますが、どれだけ想像を膨らましていても、それを超えてくる笑!上回りますよね、期待を」「しかも、映画論的にもハイコンテクストなつくりです。かなりパワータイプですが」と⼤絶賛を送る。

続けて⽴⽥は「ハリウッドで⽣き続け、⼥性にかけられるルッキズムや加齢プレッシャーなどを受け続けてきたデミ・ムーアが、変わりゆく時代の中で<最後のドアを蹴り破る>ような⼀撃に感じましたよね」述べると、森も「コラリー・ファルジャ監督との共闘ですよね」「近年、ジャンル映画を参照して、それをフェミニズム的に⾵刺し、転⽤する潮流を感じるのですが、それをアート作品ではなくガツッとエンタメ作に仕上げてくるところが⾯⽩いですよね」と賛同。「ラスト怒涛の30分、ほんとに凄くて、こういう展開⼤好き」と続けた倉⽥は「もうね、昨年亡くなった夫(フランス映画『アメリ』を買い付け、⽇本で⼤ヒットさせた叶井俊太郎)に⾒せてやりたかった︕と思いました。これ絶対彼は⼤好きなので。夫に⾒せたかったなという映画は、夫が亡くなったあと何作かありましたが、今のところこれが1番です」と語った。
そんな倉⽥を受け「ほんとに!ラストは<徹底性>というところで、突き抜けていく。どこまで⾏くんだろうと思ったら。100の上をいくという笑。あそこまで⾏くからこそある種の痛快さに突き抜けていきます」さらに「叶井俊太郎さんの好みというところで⾔うと、恐怖は突き詰めると笑いと隣接するとこがあって、これはその域に突っ⾛っている、というところがね」と続けた。その後も、元祖お騒がせ⼥優デミ・ムーアの半⽣を振り返りながら、まるで彼⼥の⼈⽣とリンクするような本作の⾯⽩さを様々な視点で語り合った倉⽥と森と⽴⽥。「絶対想像できない、衝撃過ぎるラストを、あそこまでやりすぎることで、デミ・ムーア演じる主⼈公、そしてデミ・ムーア⾃⾝のʻ情念ʼに圧倒されますからね。本当にぜひこの映画こそ劇場で観てほしいですね」と締め括った。

本最速試写に参加した観客からも興奮冷めやらぬ絶賛の声がSNSに続々投稿。「すごいわー。ほんとびっくりしたわー。でも超絶楽しかった。こんな映画初めて。」「想像の50倍突き抜けた快作であり傑作︕」「想像を遥かに超えてくる展開とサービス精神に打ち震えました。今年ベストどころか⽣涯ベストに⾷い込むほどの⼤傑作︕⼤好き︕︕」「なんだこれ・・⾒てるこっちがおかしくなるようなpsychoでpunkであまりにもdizzinessな⼤傑作」「期待してみたら期待以上過ぎて最⾼」「衝撃すぎる感想まとまらない。私は感情ぐちゃぐちゃになって後半涙⽌まらなかったんだけど笑ってる⼈もいたりカオスな空間でした」など、とにかく圧倒されたという声が溢れている。

美への執着と、成功への渇望がせめぎ合い、やがて狂気が侵⾷していくー脳裏に焼きつくヤバすぎるラストシーンから、⼀度⾒たら逃れられない!想像のはるか先で暴⾛する<狂気のエンタテインメント>は5⽉16⽇(⾦)に公開!ぜひご期待ください。

2025.03.03祝!! 第97回アカデミー賞®受賞!!【メイクアップ&ヘアスタイリング賞】

3月3日(月)に発表された第97回アカデミー賞®にて、『サブスタンス』がメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞しました!

本作はカンヌ国際映画祭で9分間にわたるスタンディングオベーションを受け脚本賞、トロント国際映画祭ではミッドナイト・マッドネスのオープニング作品として上映され圧倒的支持を受け観客賞を受賞。 “脳裏に焼き付く”(NICHOLAS BARBER, BBC)と、世界中のバイヤーが争奪戦を繰り広げた話題作。

主演は、“美&若さ”への執着を圧倒的怪演で見せつけ、45年以上のキャリアを塗り替える代表作へと押し上げた、デミ・ムーア。かつて「ポップコーン女優」と呼ばれていたと明かすほど悩んでいたキャリアを自らの力で乗り越え、再評価を獲得!アメリカでは「デミッセンス」(デミ・ムーアのルネッサンス)という造語がメディアで飛び交う中、ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル、コメディ部門)を受賞、初のアカデミー賞主演女優賞にもノミネートされた。
監督・脚本を手掛けたコラリー・ファルジャは「(本作は)映画界で女性として長年経験してきたことを題材にした」と語り、「年齢、体重、からだの輪郭などが、<理想の>型から外れていく時、世間は、『お前は女としてもう終わりだ』と言う。2024年になってまで、こんなにくだらないことが続いていること自体が、ちゃんちゃらおかしい」と爽快に言い放つ!

そしてこの度、アカデミー賞でデミ・ムーアの体当たり演技を支えた【メイクアップ&ヘアスタイリング賞】を受賞!
美への執着と、成功への渇望がせめぎ合い、やがて狂気が侵食していく。
脳裏に焼きつくヤバすぎるラストシーンは大スクリーンで必見!